カイルベルト&ハンブルク国立フィル/ブルックナー:交響曲第9番

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ブルックナー 交響曲第9番ニ短調 指揮:ヨゼフ・カイルベルト ハンブルク国立フィルハーモニー管弦楽団 録音:1956年10月 カイルベルトは、カラヤンと同年の1908年生まれ。1968年に没した戦後のドイツを代表する指揮者のひとり。長年にわたり常任指揮者を務めたバンベルク交響楽団とハンブルク・フィル、客演を重ねたベルリン・フィルとの演奏に聴かれる、重厚な響き~虚飾を拝した解釈は、まさにドイツ音楽の真髄ともいうべき骨太な力強さをもっています。気心の知れたハンブルク国立管とのブルックナーは、いかにもドイツのオーケストラという素朴な響きを出しつつも、ストレートに心に染み入ってくる。ドイツのブルックナーらしい仕上がり。 素朴でストレート。いかにもドイツ的なブルックナー。指揮者の主観に基づき何かを加えたり差し引いたりすることなく、ただ楽譜通りに演奏しているだけと言えなくもない。しかしそれで不満に思うところは一つもなく、聴き終えたときずっしりとした充足感が残る。そこがカイルベルトの凄さである。ハンブルク国立フィルは技術的に超一流ではないかも知れないが熱演しているし、何よりも響きが良い。これぞ「ブルックナーの音」である。これを聴くとシューリヒトさえ作為的に聴こえてしまいます。そのくらい素朴なスタイルでありながら、ブルックナーの言いたいことは言い尽くされている感じです。1956年の録音ですが、良好なステレオ録音です。 第6番と並んでカイルベルトの素晴らしいブルックナーです。ヴァントでもこういう音は出せないでしょう。 ブルックナーの音楽以外の不要なものは一切入っていない。この野暮ったさがたまりまへん。こういうドイツの田舎の頑固爺さんの演奏こそ本来のブルックナーだという気がします。 この録音当時カイルベルトは48歳、この年齢でこれだけ素晴らしい指揮ができたことにまず驚きです。 質実にして雄渾そして深い叙情に充ちており、派手な演出とは無縁の精神世界。まさに自然体であり、静寂の中から真にスケールの大きなブルックナーの世界が立ち上がり構築されていく。特にアダージョの結尾部は『生からの別れ』が切々と感じられる、心がこもった名演です。 国内盤【廃盤】帯無し、盤面傷無し  プラケース少しすれあり *まとめ買い値引き致します(要事前コメント)

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